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2020.2.9

美容師のための副業の手引き【はじめ方から解説します】

こんにちは 勝村大輔(@gunners5050)です。

この記事を書いているボクは、現役の美容師です。

美容師歴は25年、人口20万人の市内に20坪ほどの小さな美容室を営んでいます。お店は先日、15年周年を迎えたばかりです。

 

美容師は副業すべきです。

理由は3つあります。

 

  • 普通だから
  • 暇だから
  • 不安だから

 

順を追って説明します。

美容師は副業すべき3つの理由

普通だから

副業は、もはや常識です。

まずは下記の記事を読んでいただけると、話は早いです。

 

『副業サラリーマンから学ぶ美容師の副業とダブルワーク』

 

上記の記事でもお伝えしてるとおり、年収800万円以上の会社員の約2割は、副業をしています。副業の収入は年収100〜500万円ほど。

わりと稼いでいます。中には本業を凌ぐ収入を得ている強者もいます。

なぜ、多くの会社員が副業を始めたのかというと、

  • 政府が推進する働き方改革
  • 転職やキャリアアップの準備
  • 新たな挑戦

 

副業を容認する企業も、かなり増えてます。

働き方の多様化により、おそらく全ての会社員は、フリーランス化するでしょう。

「正社員になりたい!」は過去の話。

どこの会社にお世話になろうではなく、どの分野で、何の専門家として活躍するのか。

こんな風に時代は進んでいます。

 

先日に下記のツイートしました。

今後生き残るには、フリーランスの専門家。

ネタ元は、PRESIDENT(プレジデント)の記事です。

『韓国に並ばれる なぜ日本は貧乏臭くなったか?』

少し難しいですが、めちゃくちゃ共感しました。

この記事内でも、これからはフリーランスの専門家が生き残ると言っています。

もはや副業はスタンダードです。

「副業を考えるくらいなら、本業に集中しろ!」

そんなことをいう人は、マジで時代遅れです。

お金を生み出すスキルなんて、あればあるほど良いに決まってます。

まずは、この事実を受け止めてください。

暇だから

美容師をはじめ、店舗ビジネスに従事する人は、案外、暇です。

トップクラスの売上を上げている美容師でも、膨大な待機時間を抱えています。

施術時間を凝縮できれば、週休3日も可能です。

このあたりは、『待機時間の過ごし方で美容師の価値は決まる』を参照してください。

つまり「時間がない!」は言い訳です。

スマホさえあれば、隙間時間でも十分に副業できます。

不安だから

現在46歳、男性美容師のボクは「いったい、いつまで美容師をつづけられるのか」常に不安に駆られています。

病気になったら
事故にあったら

こうした不安は、誰にでもついて回るはず。

副収入を得ることは、チャレンジでもあり、安定をもたらします。

不安は、年齢を重ねるごとに増しますよね。

だから、今すぐ副業の準備をしましょう。

これがボクの提案です。

本記事は、

・美容師をはじめとした技術者
・店舗ビジネスを営む経営者

の方に向けて書いています。

ラインナップは下記のとおりです。

  1.  副業は楽ではない
  2.  副業の決め方
  3. 副業から兼業へ
  4. 絶対にやってはいけない副業

1. 副業は楽ではない

精力的に本業をおこなう人ほど、副業を片手間にしがちです。

副業も立派な仕事です。

本業と同じように、時間も労力も必要ですし、試行錯誤の繰り返しです。

美容師も同じですよね。

シャンプーからコツコツと修行を重ねて、実際にお客さまのカットを担当するまでには、かなりの時間を要します。

それに、売上を増やすのも大変でしたよね。

なのに、副業となると、片手間で楽に稼ごうと考えてしまう。

ありがちな光景です。

講師業を目指すにしても、それなりの経験や実績に加えて、コンテンツを生み出し、発信を重ねて、支持者を増やさなければ成り立ちません。

ブログやYouTubeにしても、同様です。

勉強や情報収集は欠かせません。

副業で稼ぐのは、死ぬほど大変です。

ですが、目線を変えると、副業に対する考え方も変わります。

本業 = 翌月のお給料
副業 = 一年後に収穫

 

副業は、投資です。

土を耕し、種を撒き、肥料や水を与えながら、コツコツと育てる。

サボらず愚直に継続すれば、隙間時間で十分育ってくれるはずです。

2. 副業の決め方

さて、何を始めましょうか?

副業選びは、下記を参考にしてください。

  • 専門分野
  • 異業種
  • 好きなこと
  • 投資

 

ひとつずつ説明します。

専門分野

本業で培った技術や専門知識を生かす仕事に就きます。

  • 技術トレーナー
  • 講師
  • コンサルタント/アドバイザー
  • ジャーナリスト/アナリスト

得意なことを、自店のお客さまだけでなく、世の中に役立てるという考え方です。

異業種

本業とは異なる仕事に就くのもありです。

他業種にかかわることで、新たなスキルを身につけることができます。

  • ライティング
  • プログラミング
  • 動画編集

 

時代の流れを踏まえると、このあたりが狙い目かもしれません。

基本的には、在宅ワークがベストです。

クラウドソーシングを活用すると、スキルに応じて仕事を得ることができます。

案件は、下記のサイトを抑えておけば十分です。

 

スキルに自信がない、もしくは、新たなスキルを身につけたい人は、まずは独学、さらにステップアップを考えるなら、オンラインスクールの利用のもありです。

最近では、プログラミングや英会話を学ぶ人も多いですね。

好きなこと

趣味や好きなことを仕事化します。

例えば、

  • ハンドメイドをメルカリで販売する。
  • ゲーム実況のYouTuberになる
  • ブログやYouTubeを収益化する

 

このようなイメージです。

好きなことは、夢中になれます。

どんなに時間と労力を注ぎ込んでも苦になりません。

投資

投資も副業です。

なぜなら副収入をもたらせてくれるからです。

副業をしている会社員の多くは投資をします。

  • 債権
  • 投資信託
  • 不動産
  • FX
  • 仮想通貨

 

一見、ギャンブルのようなイメージが強い投資ですが、それは知識が足りないからです。

まずは、勉強から始めてみてはいかがでしょうか。

絶対にやってはいけない副業

そしてもう一つ、絶対にやってはいけない仕事がある事を伝えなくてはなりません。

それは、労働です。

例えば、深夜のコンビニのバイトやビル警備、水商売などが、これにあたります。

なぜ、してはいけないのかというと、

肉体の酷使は、本業に差し支えるからです。

もし、お金に困っている、お金を稼ぐことだけを目的にするのなら、いっそ美容師を辞めて、転職すべきです。

3. 副業から兼業へ

副収入が本収入を超えるようなことがあれば、もはや本業と副業の境い目が消えます。

本業と副業の概念は、その人の意思に委ねられます。

費やす時間の長さで決める人もいれば、収入の多さで決める人もいるからです。

いずれにしても、本業を凌ぐ副収入を得ることができれば、美容師を本業にするのか、あるいは副業にするのか選択することができます。

担当の美容師が、本業なのか、それとも副業なのかは、お客さまにはまったく関係ありません。

今、働き方は、自分で選ぶことができます。

職業を選べなかったのは、遠い昔の話。

働き方を選べなかったのは、ついさっきまでの話。

あなたはどんな生き方を選択しますか?

今回は以上です。

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