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2020.2.15

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美容師が目指すべき一流の接客とは何か?【←正解はない】

こんにちは 勝村大輔(@gunners5050)です。

この記事を書いているボクは、現役の美容師です。

美容師歴は25年、人口20万人の市内に20坪ほどの小さな美容室を営んでいます。お店は先日、15年周年を迎えたばかりです。

 

美容室で相応しい接客とは何だろう?

 

美容師なら、誰でも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

接客の仕方次第で、指名客が増える。

この仮説は、正解です。

ですが、これさえやっておけば間違いないという定石はありません。

 

結局のところ、美容師のタイプによって、支持するお客さまのタイプも異なります。

 

美容師の個性もそれぞれ
お客さまの好みもそれぞれ

 

ということです。

 

その上で、接客を改善して、指名客を増やしたい。

 

もしそうお考えなら、

どのようなお客さまに支持されたいのか、具現化することが先決です。

まずは、すべてのお客さまに支持されることを諦めること。

その上で、こんなタイプのお客さまには、必ず支持されたいと決める。

なぜ明確にしておかなければならないのか。

その理由は、長く通ってくださるお客さまに恵まれるためです。

不思議なことに、長く通ってくださるお客さまのタイプは似ています。

美容師なら誰もが頷くはずです。

 

本記事では、長きにわたり、自分のことを支持してくれる。そんなお客さまに恵まれるための接客について。その考え方をお届けします。

※あくまで、私見なので悪しからず。

 

ラインナップは下記のとおりです。

  1. お店の方向性に沿った接客を心がける
  2. 相手の立場に立つ
  3. 基本は人間関係と同じ
  4. 生涯のお客さま

順を追って説明します。

1. お店の方向性に沿った接客を心がける

まずは、所属しているお店の方向性を把握しておかなければいけません。

高級志向のお客さま向けなのか、あるいは、客を選ばない大衆店なのか。

当然ながら、求められる対応も変わります。

問題は、自分が求めるお客さまが、どの場を好むのかを吟味しなくてはいけません。

こんな話を聞いたことがあります。

ファストファッションの代表格「ユニクロ」と「ギャップ」では、接客の仕方がまるで違うそうです。

お客さまが来店した時に、

ユニクロは「いらっしゃいませ」
ギャップは「こんにちは」

と声をかけるそうです。

一見、似たような店舗でも方向性は異なります。

もし、所属しているお店に違和感を感じているのなら、あなたの人気は高まることはないでしょう。

今すぐ異動することを強くオススメします。

自分らしさを発揮できる場所に身を置くことが大切です。

2. 相手の立場に立つこと。

接客とは「客をもてなすこと」とあります。

しかし、美容室においては、これだけでは不十分です。

お客さまに喜んでいただき、なおかつ、自分のことを気に入ってもらわないといけません。

めちゃくちゃハードルが高いのだ。

ですが、まずはお客さまに喜んでもらうことを優先すべきです。

当たり前に聞こえるかもしれませんが、

サロンでは、この順番が逆になってしまっているケースをよく見かけます。

以前、自分のことばかり話す美容師がいました。

実は、こういう人に限って、自分は話し上手と自負しています。

周りからみれば、ただのおしゃべりなんですけどね。ww

いきなりタメ語で話しかける美容師もいました。

本人は親しみを込めてるつもりなのでしょうが、周りはドン引きです。

共通して言えるのは、相手のことを考えていないという点です。

相手の立場に立つことは、最低限のマナーです。

ましてや、美容師とお客さまなのですから。

3. 基本は人間関係

次に、お客さまに気に入ってもらえるために必要な考え方を話します。

キーワードは、距離感です。

美容師もお客さまも人です。

人間関係は、例外なく初対面から始まります。

次に会う時は、顔見知りです。

互いに親しみを感じるようになると、それ以上の関係に発展します。

美容師は、お客さまに、親しみを感じてもらうことが目標です。

そのためには、美容師とお客さまという枠を取り除く必要があります。

ただし、いきなり取り除いては失礼です。

距離感を縮めながら、徐々に取り除きます。

距離感が縮めるには、まずは自分から親しみを込めることです。

よく、口コミサイトに、

「馴れ馴れしくされた」
「否定された」
「対応が雑」

などと書かれているいますが、

その多くは、距離感を取り違えていることが原因だと思われます。

お客さまに喜んでもらおうと思っていない美容師はいません。

距離感を見極めることが、最重要です。

4. 生涯のお客さま

最後に、参考までに自分の話をします。

ボクが担当しているお客さまの中には、15年以上にわたり、通ってくださるお客さまが多数います。

残念ながら、結婚や引越しなどを理由に、疎遠になってしまうお客さまもいました。

ぶっ飛んだ話に聞こえるかもしれませんが、ボクは確実にこのお客さまたちの葬儀に参列します。

なぜなら、生涯付き合うことができたお客さまだからです。

かなり大袈裟ですが、生涯お付き合いできるお客さまに恵まれることこそ、美容師の価値だと思うのです。

この記事を書くに従って、このお客さまたちとは、どうやって巡り合って、どう接していたのかを、一生懸命に思い出そうとしましたが、残念ながらすべてを思い出すことはできませんでした。

ただひとつ言えることは、ご縁を強く感じているということ。

ご縁を大切に育んできた結果だと思います。

美容師が担当できる客数には、限界があります。すべての人の髪を切ることはできません。

そんな中で担当することになるのですから、何かしらの縁があるに違いありません。

ご縁を大切にする。これが接客の基本なのではないでしょうか。

今回は以上です。

美容師が好むお客さんと苦手なお客さん「ランキングにしちゃいました。」

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