3. 美容室が安全な理由
3/14の安倍総理大臣の記者会見で、明らかにされたのが、感染を引き起こすとされる3つのケースでした。
- 近距離での会話や発声
- 換気の悪い密閉空間
- 人の密集
上記3つが”同時に重なる”ことで感染リスクは高まるとしています。
だとすると、美容室での感染はまず考えられません。
なぜなら、美容室は法律により、換気について一定の基準を満たすことが義務付けられているからです。
基準値は、美容師法施行細則にて「換気は美容所内の空気1リットル中の炭酸ガスの量を5立方センチメートル以下に保つこと」と定められています。
美容室では、さまざまな種類の薬品を使用するので、室内の換気には細心の注意を払っています。
さらなる感染防止策として、マスクの着用や予約の徹底など、人の密集、あるいは、近距離での飛沫感染のリスクも回避できるよう努めています。
上記の他にも、手洗いが有効とされていますが、美容師は手荒れするほど、頻繁に手を洗います。
これが、現在まで美容室内での感染が確認されていない大きな理由です。
お客さまにお願いしたいのは、予約の徹底です。
なぜなら、不必要な人の密集と待機時間を減らしたいからです。
大型格安店や、シャンプーをおこなわないカット専門店は、人の密集と衛生面に関して不安を感じる方もいらっしゃると思います。
こうした場合は、事前に確認することをオススメします。
不安を回避するためには、信頼できる美容師さんを訪ねるのが最良だと思います。
担当美容師は、誰よりもあなたのことを気にかけているからです。
【美容室における感染リスクの最新情報は下記のエントリーを参照してください】
まとめ
今朝(3/21)の報道で、日本における新型コロナウイルスの感染者は1000人を超えたことを発表しました。
1日1000件実施しているとされているPCR検査が進むと、今後さらに感染者は増える見込みです。
しかし、感染者が増えるにつれて、新型コロナウイルスによる致死率は、確実に下がります。
現在、コロナが引き起こす致死率は、1000万人に1人の確率です。
不謹慎な言い回しかもしれませんが、この確率はサマージャンボ宝くじ一等賞の当選確率とほぼ同じことです。
流行時のインフルエンザの致死率の100分の1程度とも言われています。
しかも、持病を抱えている高齢者の死亡例が多くを占めています。
引き続き注意が必要ですし、日常を取り戻すのは、まだ先になりそうです。
それでも少しでも、正常に戻るように、微力ではありますが、美容室として出来る限り協力するつもりです。
この後に訪れる経済危機に立ち向かうためにも。
少しでも安心して美容室を利用してもらえるように、現状をまとめました。
引き続き対策に努めます。
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