3. コロナ収束後の営業をイメージする
美容室におけるコロナ対策の第二フェーズは、店舗存続とスタッフの給与補償です。
まずは運転資金の確保を急いでください。
その上で休業、あるいは縮小営業を検討してください。
それと同時に、スタッフの給料は助成を受けられるか否かを確認する。窓口に急ぐ必要はありません。
ここまで対処できれば、ようやく腰を据えてコロナ収束後のことを考えられるようになります。
コロナ終息の目処は誰にも分からないし、今後はウイルスありきの生活を余儀なくされる可能性も少なくありません。
この現実と向き合うことが、この後のフェーズになってくると予想します。
まずは店内の除菌や感染防止を踏まえた営業態勢をイメージする。
自粛が解禁されるとお客さまは、美容室に殺到します。なので予約が取れづらい状況になることが予測できます。
長時間メニューを曜日、時間限定にする。あるいは滞在時間を短くするために施術を分割する。こうした工夫も必要かもしれません。
それどころか、お客さまの再来も確定しているわけではありません。
時期を見計らって、事前にお客さまにインフォメーションしておくことも大切です。
コロナ後の世界は激変する。そんな風に予言じみた話が飛び交っています。
世界は変わる。そんなことはコロナに関係なく当たり前の話です。
インフルエンサーやアドバイザーの助言に耳を傾け過ぎると、足元が揺らぎます。
今はまず足元を固めることです。
自粛期間は否応なしに長引くことが容易に予想できます。
コロナは天災のようなものですから、慌てても仕方ありません。
店舗経営者にとって、ここからが本格的な辛抱です。
今のところ、残念ながら店舗経営者を守る政策は発表されていません。
この現実も受け止めるしかありません。
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