1. コロナ禍の美容室の実情
日本におけるコロナ騒動が始まったのは、2月頃でしたね。
当時はまだ、コロナが何者かも分からず、すべてを想像の範囲でしか考えることが出来ませんでした。
「大した騒ぎにはならないよね。」そんな風に考えてました。
(今でも、さほどコロナの脅威を感じていないのが本音です。)
2月の美容室の売上は上々でしたが、3月後半あたりから急激に風向きが変わってきました。
東京オリンピックの延期が正式に決まり、その直後から、都内を中心に感染者数が急増。
美容室への警戒感が高まり始めたのは丁度この頃でした。
後半の失速が響き、結局、3月の売上は微減。
新型コロナウイルスの感染拡大は、ついにパンデミック(世界的感染拡大)を引き起こす事態となってしまった。
欧米諸国に倣い、日本もロックダウンすべきかの議論が沸き起こったのは、この頃でしたね。
そして、遂に4/7に緊急事態宣言が発令されました。
諸外国のような強制的なものとは異なり、あくまで自己判断による外出自粛の要請です。
しかし、緊急事態宣言発令と同時に感染者は急増。
事態の深刻化を煽るTV報道の影響も大きく、4月の美容室の売上は良くて半減、都市部を中心に休業に踏み切る店舗が続出しました。
その後、感染拡大の抑え込みに成功。緊急事態宣言の満了まで残り1週間となったこのタイミングで都内の美容室に休業要請が届きました。
ざっくりですが、美容室を取り巻くコロナ禍の推移はこんな感じです。
二次的な感染拡大の防止か、あるいは、ダメ押しの意味合いが濃い抑制策なのかは分かりませんが、危機的な状況であると受け止めるしかありません。
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