本日最初の記事です。
こんにちは!かっちゃんです。
▲しかし、尚樹さんは美人でした。
昨夜はガナーズで、”接客販売”の講習会を開催しました。
よくガソリンスタンドに行くと、オイル交換はどうしましょうか?とか、タイヤの空気圧測りましょうか?とか、洗車はいかがでしょうか?とか、店員さんが引っ切り無しに売り込みにやってくる。そんな経験、ありますよね?
だからボクたち美容師も、トリートメントいかがですか?とか、パーマかけたほうがいいですよ!とか、提案に二の足を踏んでしまいます。
でも不思議と、あ、是非お願いしたいな。とか、勧めてくれてありがとう!って嫌な感じなど全くせず、むしろそれを好意と受け止めて、感謝してしまう。そんなこともありませんか?
この違いは何なんだろうか?どうしたらお客さんに喜ばれ、結果、売り上げが上がるのだろうか?
それは、売上ありきなのか、お客さんありきなのか。考え方の違いに過ぎない。お客さんと気持ちで繋がることが大切であって、その為に何をしたらいいのか。昨夜は具体的な解決方法が見えました。
講師の尚樹さんは、ジュエリーのセールス一筋15年。安価のジュエリーから、300万円もする高価な宝石までも販売してしまうスーパーセールスレディです。
そんな彼女が説く接客販売のコツは2つ。観察力を養うこと、そして、お客さんに寄り添うこと。
一流の販売人は、お客さんを一目見て、このお客さんが何を買いに来ているのかがすぐ分かるそうです。その商品の価格も、買うタイミングさえ分かるそうです。
よく百貨店などに行くと、上から下までジロジロと見られてるような視線を感じることありません?その人は一流ではないってことなんでしょうね。きっと。(笑)
とことんお客さんを観察する理由は、お客さんの価値観を知るためだそうです。そうすることで、目の前のお客さんがもっと綺麗になれるように、的確なアドバイスが出来るというわけです。だから、売り込みじゃないんです。そのお客さんにとって良きアドバイザーになること。先ずはココがスタートなんですね。
尚樹さんは言います。一回買ってもらうことが目的ではありません。目的はあくまでも”顧客”になってもらうこと。
顧客とは、お付き合いするという意味です。そこには、共感や、信頼や、愛情や、いろんな感情が入り混じっているわけで、感情で繋がることが大切なんだと、教えてくれました。
ボクたちは、どうしてお客さんは、うちのお店を離れていってしまったのだろうかと、その原因に思考を巡らせがちです。ですが、逆を考えれば、その原因は確信に変わります。
どうして目の前のお客さんは、うちのお店を離れないんだろうかと。その大きな理由は、自分のことを何処のお店よりも理解してくれてるから、ではないでしょうか。
ハンパではダメなんですよね。とことんお客さんに寄り添うことができるか。改めて、関係性というコトバが身に沁みた。そんな講習でした。
尚樹さん、ありがとうございました。