コンサル

2016.3.8

ただ遊んでるわけじゃない!真剣に遊んでるんだ!【エクスマセミナーIN東京】

ただ遊んでるわけじゃない!真剣に遊んでるんだ!

なんかね、ワンコを想像しちゃいました。

芝生が気持ち良い公園。飼主が投げるフリスビーを全力で追いかけるワンコ、弧を描きながら落ちてくるフリスビーをジャンピングキャッチ!そのフリスビーを咥えて全力で飼主に返しに走る。そして飼主に頭を撫でて褒めてもらう。

このシーンに登場する犬は一心不乱です。全力で遊んでいます。でもちょっと視点を変えてみると、この犬は、実は仕事してるんじゃないかとも思うんです。だって、飼主を癒してるんだもん、飼主を楽しませてるんだもん。彼は、ペットとしての役割を完璧にこなしています。

ただ遊ぶのと、真剣に遊ぶことの違いは、その行為によって、誰かを喜ばせてるかという点でです。

12805890_992902004118143_6346329913171955349_n▲昨日のエクスマセミナーで登壇した講師陣。

昨日のエクスマセミナーのテーマは、”遊び心”。先ずは自分が楽しむ。そしてお客さんを巻き込んで楽しむ。そうすることで、両者の間に関係性が生まれ、ビジネスが活性化される。

エクスマは常にこの遊び心を仕事に取り入れることを推奨しています。つまり、楽しくないと意味がない、楽しませなきゃ意味がない。ただ儲かるだけでは、そのビジネスがエクスマ化されたとは言えない。ボクはそんな風に勝手に捉えています。

昨日登壇した2人のゲスト講師が語った成功事例にも、もちろん、この”遊び心”の要素がふんだんに含まれてました。

ソーシャルメディアマーケッターの平松泰人さんが語った「セブンイレブン」での事例が印象的でした。ウルトラマンセブンのマスクを被った女性店員がSNSや顔出し看板を使ってお客さんを楽しませる、その効果が売上に反映されたという事例です。

そしてもう一人のゲスト講師、エステ機器の販売とエステ店を経営する陽田高広さんの事例も圧巻だった。彼の会社の主力商品にコラーゲンマシーンという機器があります。ピンク色の光を照射して体内のコラーゲンを分泌させるという美白を促進する機器の販売促進のために、ショールームにデッカい鳥居を立てて、”コラーゲン神社”というチェックインポイントを作り、スタッフが巫女さんの衣装で出迎えるという事例です。コラーゲン神社を参拝したお客さんたちが楽しみながらSNSで拡散してくれたことは言うまでもありません。

ただ自分たちが楽しむだけじゃない。そこには必ず相手の姿が想定されています。もしその行為が相手のためではなかったとしたら、それはコスプレに過ぎません。ただの欲しがりです。

SNSが普及した現代において、ビジネス環境は少々複雑化しています。…なんて感じてる人も多いかと思いますが、実は、この複雑化を解消する方法が、この”遊び心”なのではないでしょうか。

遊び心は、これまでのビジネスでは、タブーとされてきました。遊び心は一見オモテナシの逆を意味しているかのように勘違いしがちだからです。

しかし、もはや仕事を楽しむとか、お客さんと楽しんでいるとか、そうある事が価値となる。そんな時代であることを受け入れなければいけません。

時代がようやくエクスマに追いついたってこと。藤村正宏先生のコトバが腑に落ちたって参加者も多かっただろうと思う。

なぜなら、エクスマセミナーそのものが遊び心で溢れていたからだ。

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