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2020.2.2

閑散期を迎えた美容室がおこなうべき販促【3選】

こんにちは 勝村大輔(@gunners5050)です。

この記事を書いているボクは、現役の美容師です。

美容師歴は25年、人口20万人の市内に20坪ほどの小さな美容室を営んでいます。お店はまもなく開業から15年目を迎えます。

 

1月後半から2月全般は、閑散期です。

この時期に突入すると、急に自信を失いますw

年末年始の喧騒から一転、店内は静まりかえります。

そして、いよいよヤル気が湧いてくる。

毎年、似たようなサイクルを過ごしています。

そんなわけで今回は、閑散期こそ取り組むべき販促について解説します。

 

ラインナップは下記のとおりです。

  1. 閑散期にすべき販促【3選】
  2. 閑散期は回避不可能
  3. 閑散期に想うこと

1. 閑散期にすべき販促【3選】

閑散期こそすべき販促とは、集客です。

この時期にしっかりとシナリオを練っておくことで、年間通じて安定的な集客をもたらすことが可能です。

美容室における集客のシナリオは3つあります。

・紙媒体からの集客
・Webからの集客
・SNSからの集客

下記は、昨年のデータです。

新規来店者数は630人

内訳は・・・

Web経由(50%)
チラシ(45%)
SNS経由(5%)

上記をザックリと振り返ります。

〈Web集客〉

Web集客はわりと堅調でした。

基軸となっているのは、Googleマイビジネスの活用です。

ちなみに、大手クーポンサイト「ホットペッパービューティ」は利用してません。

ホットペッパービューティは、知名度が高く、即効性が期待できる反面、コストが高く、定着率が低い。

余程のことが起きない限り、今後も利用する予定はありません。

というより、クーポン集客からの脱却は、ここ数年間の目標でした。

美容室がホットペッパービューティから脱出する方法について考えてみた。【HPBのメリットとデメリットを解説】

脱却に導いてくれるのが、Google神です。

Google検索→Googleマップ→Googleマイビジネス

上記は、既定路線ですが、

改善点に挙がるのは、やはり入口のところ。

  • Googleマイビジネス内の情報発信
  • ブログのキーワード選定

今年は特に、

検索キーワード→ブログ→ホームページ

の流れを強化したいと考えています。

『地域名 美容室』の他に、

・施術名
・ヘアースタイル
・テクニック

この辺りのキーワードの強化に取り組む予定。

【最強】Googleマイビジネスで300人来店 美容室Web集客

〈チラシ集客〉

チラシ作成とポスティングは、既にスタートしています。

チラシの効果を高めるのは、やはり属性の絞り込みです。

発信内容は、お得感ではなく、

「当店が提供する商品やサービスは”このような方”に喜んでいただけます。」

ここを継続的に伝えることです。

継続的に伝えることで、

地域の方々に、お店の方向性を認知してもらうことができます。

「〇〇といったら、△△だよね。」

このように認識してもらうには、チラシの活用は欠かせません。

そのためには、ひたすら方向性を研ぎ澄ますことです。

お得感を前面に押し出すことで、即効性が期待できますが、これだけでは「お得なお店」のイメージしか定着しません。

とにかく「どんなお客さまを喜ばせたいのか?」を死ぬほど考えること。

閑散期を利用して、自分の足で地域を歩いてみてはいかがでしょうか?

新しい発見があるかもしれません。

3ヶ月で150人集客!美容室の手書きチラシ作成術を公開

〈SNS集客〉

SNS集客は、今年最大の強化ポイントです。

SNS活用は時間を要します。

発信→リアクション→コミュニケーション

上記を作業として捉えずに、いかに楽しむかがポイント。

昨年のSNS集客の割合は、5%と低めですが、来店客との関係性の濃さは群を抜いています。

SNS集客は、友だちが遊びに来てくれるようなイメージです。

SNSは、遊び場です。
SNS活用とは、友だちづくりです。

遊びを楽しむために、

  • 集まれる場(コミュニティ)をつくる
  • コミュニティに参加する

積極性を高めることです。

SNS集客の割合は、幸福度と考えます。

あなたと馬が合う人
あなたのことが好きな人
あなたを応援する人

こうした人たちで店内が溢れかえる。

コレは決して夢ではありません。

46歳おじさん美容師が実践する【SNS集客2019】

2. 閑散期は回避不可能

なぜ、閑散期は訪れるのだろうか。

こんなことを考えたことありませんか?

できることなら、閑散期を回避したい。

きっと誰もがこう思うはずです。

しかし、閑散期を回避することはできません。

閑散期を忙しく過ごす方法があるとしたら、繁忙期をより充実させる他ありません。

ですが、どんなに頑張っても波は起きます。

では逆に、どうして繁忙期が訪れるのか。考えたことありますか?

お客さまは、各々に来店周期が異なります。

1ヶ月に一度の頻度で来店するお客さまもいれば、2ヶ月に一度、3ヶ月に一度、あるいは半年に一度の人もいます。

繁忙期とは、季節感やイベントなどの熱量が後押しし、来店周期が異なるお客さまが一挙に押し寄せる状態です。

つまり、繁忙期のあとに、閑散期が訪れるのは当たり前なわけです。

3. 閑散期に想うこと

なので、考えても仕方のないことですが、やはり閑散期に感じることは、実力不足です。

実力不足を突きつけられると、落ち込みます。

ですが、燃えますよね。

「もっと繁盛したい!」
「もっと楽しみたい!」
「もっと豊かになりたい!」

閑散期は、誓いの時ではないでしょうか。

何もしなくても、いずれ通常に戻ります。

しかし、何もしないと、それ以上は訪れません。

美容室は、閑散期から一年がはじまります。

なので、一生懸命考え抜いて、素早く行動に移しましょう。

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