こんにちは 勝村大輔(@gunners5050)です。
この記事を書いているボクは、美容師歴史25年、人口20万の市内に20坪ほどの小さな美容室を営んでいます。お店はまもなく開業から15年目を迎えます。
月間個人売上は150万円ほど、まぁ一般的なオーナー美容師です。
さて、先日に下記のツイートをしました。
美容師には【売上の壁】が存在する。
✅指名売上30万円の壁
✅指名売上50万円の壁
✅指名売上100万円の壁それぞれの課題は、
30万円 → 技術力
50万円 → 人間力
100万円 → 集客力割合にすると、
30万円(30%)
50万円(60%)
100万円(10%)目指せ!100万円プレーヤー#美容師
— サッカー馬鹿 美容師 勝村大輔 (@gunners5050) January 4, 2020
美容師には【売上の壁】が存在する。
✅指名売上30万円の壁
✅指名売上50万円の壁
✅指名売上100万円の壁それぞれの課題は、
30万円 → 技術力
50万円 → 人間力
100万円 → 集客力割合にすると、
30万円(30%)
50万円(60%)
100万円(10%)目指せ!100万円プレーヤー
上記のとおり、美容師ならば、誰しも陥るであろう【売上の壁】が存在します。
まずはじめにぶち当たるのが、指名売上30万円の壁です。
そして、50万円、100万円・・とつづきます。
人気は売上に反映され、売上はお給料に直結する。
美容師にとって、指名売上は超えなくてはならないハードルです。
本記事は、売上アップに悩む美容師だけでなく、スタッフの成長を願う美容室オーナーに、読んで欲しい内容です。
お届けするラインナップは、下記のとおりです。
- まだスタートラインに立っただけなのに
- 引き出しがない
- 技術時間が遅い
- 虎視眈々と2番手を狙おう
- 積極的に先輩スタイリストのヘルプに入る
- アウトプットをはじめてみる
1. まだスタートラインに立っただけなのに
結論はまさにコレ。
まだスタートラインに立てたばかりなのに、スタイリストに昇格した途端にトレーニングをやめてしまう。
気持ちはわかりますけどね。
カットのトレーニングに充てられる期間は、人それぞれですが、平均すると、およそ1年くらいでしょうか。
ウィッグを使用したベーシックカットを数パターンをこなし、店内試験で合格したら、モデルさんをカットする。100人くらいのカットを経て、ようやくお客さまを担当できるようになる。
しかし、そこはゴールではありません。
よく「あとは経験を積むだけ」という美容師はたくさんいますが、
新人の美容師さんに、経験を積ませてあげたいという親身なお客さまはそういません。
お客さまから「ありがとう」を頂くために、まだまだトレーニングは欠かせないはずです。
2. 引き出しがない
新人美容師の泣き所は、引き出しの無さです。
極端にいうと、ワンパターンしかありません。
しかも、ベーシックスタイルを、そのままお客さまに当てはめようとするので、バランスが非常に悪い。
修正点を見つけられないまま、入客を繰り返します。
何を隠そう、上記は、かつてのボクの姿です。
しかも、新人のくせに、プライドだけは一丁前に高かったので、先輩のカットも見ない、アドバイスも求めない、トレーニングもしない。
これでは上達しませんよね。
ベーシックは教わる型ですが、引き出しは、自分から得ようとしない限り増えることはありません。
3. 技術時間が遅い
とにかく、一人一人のお客さまを一生懸命カットする。
そうすれば、いずれ沢山の指名が得られるようになる。
そんな風に信じてやまない、新人美容師は多いと思います。
だからといって、カットの長時間化は、ただの独りよがりです。
指名売上30万円に満たない美容師は、確実に仕事が遅い。
残念ながら、これは事実ではないでしょうか。
指名売上30万円は、あくまでも過程ですよね。ゴールではないはずです。
もし100万円プレーヤーを目指しているのであれば、カットに充てる時間は、どんなスタイルでも、せいぜい30分が限度なはずです。
お客さまの立場に立って考えてみると、
いつも1時間かけて丁寧にカットしてくれていたのに、忙しい時は半分の時間しかかけてくれない。
ということに、なりかねません。
結局のところ、カット時間が長すぎる美容師は、自分のことしか考えていません。
4. 虎視眈々と2番手を狙おう
上記の理由から、
新人美容師は、なかなかお客さまを担当する機会に恵まれません。
実力不足なのですから、これは仕方のないことです。
そんな美容師が目指すべきポジションは『2番手』です。
例えば、
先輩が休暇中に、普段は先輩指名のお客さまが来店したとします。
その時に「それじゃあ、今回はあなたにお願いするわ」と指名してもらえるようになる。
そんなポジションです。
このポジションを獲得する方法を説明します。
5. 積極的に先輩スタイリストのヘルプに入る
遠慮なのか、それともプライドが邪魔しているのか不明ですが、
新人美容師は、待機時間が多い割に、他の美容師の仕事を手伝おうとしません。
これは非常に勿体ないことです。
なぜなら、技術も盗めるし、お客さまとお近づきになれる機会を自ら放棄しているからです。
出来ることなら、来店される、すべてのお客さまに名前を覚えてもらうこと。
一見、遠回りに感じるかもしれませんが、コレが人気美容師になれる最速の方法です。
6. アウトプットをはじめてみる
そしてもう一つ、大切なことをお伝えします。
それは、アウトプットのススメです。
- 後輩の指導にあたる
- ブログ、YouTubeで発信する
技術力を高め、知識を深めるためには、インプットにとどまらず、他人に分かりやすく伝えること。
実のところ、コレが最も効果的な上達方法です。
「人に教える自信がない」
「私なんかでは申し訳ない」
やらない言い訳は、おそらくこんなところでしょうか。
アウトプットは、自信を身につけるための最短の方法です。
当然ながら、お客さまからも絶大な信頼を得られます。
まとめ
指名売上30万円の壁は、技術力不足が原因です。
技術が上達しないのは、行動しないから。
行動を拒むのは、つまらないプライドがあるからです。
まずは、一心不乱に行動しまくり、サクッと指名売上30万円の壁を乗り越えましょう。
たとえ、指名売上が30万円に到達したとしても、残念ながら、あなたはまだ戦力外です。
戦力外どころか、お店にとっては赤字です。
最低でも、お給料の3倍は売り上げる。
ココが意地の見せ所です。
どうせプライドを持つなら「私のチカラでお店に利益をもたらしてやろう」くらいの気概を見せましょうよ。
今回は以上です。
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