サッカー馬鹿

2017.12.22

ロック総統が語る”Jリーグ論” 〜常勝クラブには不変のチーム哲学がある〜錦糸町フットボール義勇軍 最新刊『KFG蹴球文化論(参)〜革命行脚編〜』

J1に上がるべきクラブの条件

――上がることを目的にせずに、その場に値するチームが上がるべきだということですね。ライセンスとは別に、マインドの部分が大切かと。

(ロック総統) それが一番大きく表れているのが観客動員だと思います。仮に平均動員4000人のチームがJ1に上がりました。それでは苦戦しますよ。だって浦和は1試合で4万人集めるんですよ。1試合で10倍の差が開くんですよ。そりゃあ、ポテンシャルに差が出てくるとは思いますよね。だから、J 2でもしっかりとした観客動員数を持って、当然成績もぶっちぎりに良くて、経営状態も良くて、J1に上がることが正しいプロセスだと思う。

 

――今シーズンは長崎が初のJ1昇格を果たしました。かつては徳島も昇格したことがあります。あの時、総統はどんな風に感じられていましたか。

(ロック総統) 徳島は上がるべくして上がっていないと思っていました。その時のことは2巻に書いてあると思いますが、徳島がJ1に上がって十何連敗もしている時に、県知事が定例会見の場で「今の徳島のサッカーは面白くないもっと攻撃的にいけ!」と言ったんですよ。J1の初年度で、観客動員数3000〜5000の最低観客動員のチームがですよ。それを見た徳島のサポーターが「知事!よく言った!」と騒いでいたんですよ。これはやべーレベルの素人だなと思いました。だって10何連敗もしてるチームですよ。そもそもの戦力がJ1レベルに無いことが証明されているわけですよ。

それをTwitterで私が批判的に言うと。「お前こそ知らない!」と僕におっしゃるわけです。僕は徳島ヴォルティスが大塚製薬の頃からガラガラのスタジアムに行ってるんですよ。その人間に対してよくも徳島を知らない「気が狂った赤いじじい」と言いやがる。歳は取りたくないもんだねぇ~(笑)本当にサッカーを知っている徳島県知事であれば「徳島はよく頑張っている。J1 初挑戦なのだから、まだ実力が足りない。引いてでもいいから勝ち点を奪いにいく意地を見せて欲しい。」そう言うべきでしょう。私が知事でしたらそういいますね。総統と名乗っていながら、あえて知事に身分を落とすのは意味が分かりませんが(笑)

サッカーを知らない人間が、居酒屋で言うのは勝手だけど、影響力のある人間が公式の場で発言すべき内容ではない。もし次節、監督が引いて守ろうと考えたら、知事が言ってるつまらないサッカーをしているということになっちゃうでしょ。攻撃的に行けるのならとっくに行っているわけだし、できないから何とかしようとしているのに、サッカーを知らない風土がちょっとヤバいなって思いましたね。それをコアサポと思われるべき人たちがそろいもそろって知事に賛同しているところが集団ヒステリー的だなと思いましたね。でも、阿波踊りも念仏踊りの集団ヒステリーがルーツとも聞いたことがありますしそれも地域性と思えば納得です。渦潮の荒波がそうさせるのでしょう。

 

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