サッカー馬鹿

2017.9.5

『水戸ホーリーホック×ガールズ&パンツァー』コラボ仕掛け人が語るスポンサーの役割。そこにまっすぐな愛はあるか?<バンダイビジュアル株式会社 廣岡祐次氏インタビュー&取材後記>

サッカーもアニメも同じ、そこにまっすぐな愛がある。

写真:廣岡氏より提供

――このコラボ企画を進める中で、廣岡さんご自身が水戸ホーリーホックのサポーターになっていったと伺っています。どのような経緯で好きになっていったのでしょうか。

(廣岡) 開幕時からJリーグには、めちゃくちゃ興味がありまして、結構いろんな試合を観に行きましたが、何かしっくりこなかったんですよね。友人に連れられて某クラブのゴール裏で声出したりもしましたが、どうもピンとこない。私は実家が松戸市なので、例えば近隣の柏レイソルのサポーターになるきっかけはどこかにあったと思うんですけどね(笑)。(あ、別にレイソルは今でも気にしています)ただ、おそらく潜在的にどこかのサポーターになりたいと願っていたとは思います。それと常勝チームが昔から苦手だったので、そういう意味でも水戸ホーリーホックというクラブは肌に合っていたという気はします。

 

――どのくらいの頻度でスタジアムに行かれますか。

(廣岡) 半分いかないくらいですかね。アウェーにも行きますよ。今年は、群馬と岐阜と味スタ(東京V戦)、町田に行きました。

 

――水戸ホーリーホックの魅力は何ですか?

(廣岡) 泥臭いところですね。クラブ関係者もチームもサポーターもいつも前向きで、みんなが頑張っているのがすごく伝わりますね。

やっているサッカーが面白くあって欲しいという前提はありますが、水戸ホーリーホックは、その側の部分を充実させていこうという姿勢が見て取れます。何かおもしろいことやっているなと思わせるきっかけづくりに積極的に取り組んでますよね。潤沢ではない資金力のクラブも、やれることはあります!

 

――昨年のことですが、ケーズデンキスタジアムを訪れた際に、ガルパンコラボユニフォームを着用しているサポーターがたくさんいたことに驚きました。既存サポーターにはサッカーとアニメとのコラボに抵抗感はなかったのでしょうか。

(廣岡) そこは最初から態度で示せれば、と思っていました。当然すべての方が何の抵抗もなく受け入れて下さった、なんて事は無いと思いますが、「我々は本気でクラブの支援をしていきます!」という想いで、やり続けられれば良いかなと思っていました。

そうした所、コラボ初年度から想像以上の多くの既存のサポーターの方がコラボユニフォームを着用して、企画を盛り上げて下さいました。

例えば、水戸ホーリーホックと同様に、アニメとコラボしているFC岐阜を迎えた一戦に『アニ×サカ!!』という企画を立てて、「そういうのをやりまーす!」と告知すると、その日は率先してコラボユニフォームを着て下さる方が多いんです。

 

――2枚持っているということですか?

(廣岡) だと思います。2枚以上ユニフォームを持っていて、じゃあ今日はこっち着るかみたいな方もいますし、いつも着ている方もいます。これは意外でしたね。

 

――それはやはりコラボ仕掛け人の廣岡さんご自身が熱心なサポーターだという説得力があるからではないですか?

(廣岡) サッカーが好きな人は「このチーム、この選手が好き!」と熱くなるじゃないですか。アニメも基本は一緒なんですよ。「オレはこの作品、このキャラクターが好きだ」という感じで。つまり、気質は同じなんだと思います。

だからサッカー好きの人にアプローチすることは悪いことではないと思っていましたし、狙ってはいませんが、水戸ホーリーホックをきっかけに、Jリーグ各クラブのサポーターの方々にも作品の認知はして頂いているのではないか、という実感はあります。

 

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