サッカー馬鹿

2018.11.30

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人気サッカー漫画『アオアシ』に託した日本サッカーの未来像〜指導者育成が鍵を握る〜〈アオアシ取材・原案協力 スポーツジャーナリスト上野直彦 インタビュー〉

人気サッカー漫画『アオアシ』に託した日本サッカーの未来像〜指導者育成が鍵を握る〜〈アオアシ取材・原案協力 スポーツジャーナリスト上野直彦 インタビュー〉

サッカー漫画『アオアシ』をご存知だろうか。2015年1月、週刊ビッグコミックスピリッツで連載がスタートした同作品は、マンガ大賞2017の4位にランクイン、第15集は2018年11月30日に発売される。総発行部数230万部(電子書籍を含め)を超えるヒット作として多くの読者に親しまれている人気サッカー漫画である。

愛媛県に住む荒削りの才能を持った中学3年生”青井葦人”が、たまたま居合わせた架空のJクラブ「東京シティ・エスペリオン」の監督と出会います。その監督に才能を見出された青井葦人は、名門クラブ「東京シティ・エスペリオン」のセレクションに来ないかと誘われます。家族、友達、様々な葛藤を抱えた青井葦人は、悩んだ結果、上京を決意。そこから物語が大きく進みます。 

アオアシのストーリーについて説明をしてくれたのは、作者 小林 有吾氏のサポート役として取材・原案協力を担っているスポーツジャーナリスト上野 直彦氏だ。物語の舞台はJリーグクラブの下部組織に当たる”ユース(高校生年代)のセレクション”。これまで様々な作品で描かれてきた高校サッカーとは異なり、プロサッカー選手を目指す高校生のチャレンジが描かれている。

アオアシに登場する試合や練習シーンは、細やかな戦術描写をはじめ、サッカーの概念が深く捉えられているとサッカーファンからの支持も厚い。このリアリティー溢れる物語の背景には、これまで上野氏が積み重ねた取材経験が生かされていることが容易に想像できる。上野氏が唯一出した注文は「指導者をしっかりと描いて欲しい」ということ。

主人公の青井葦人と並び、物語に存在感をあらわしているのが、福田 達也監督をはじめとした指導者たちの姿である。師の導きにより葛藤を乗り越え、才能を開花させる主人公。この光景に上野氏は何を託したのだろうか。アオアシに込められた日本サッカー躍進のヒントについて伺ってみた。

現代サッカーにおいて重要なポジション サイドバックの主人公を描きたかった。

――上野さんにはあらゆる肩書がありますが、どうやって上野さんのことを説明したらよろしいでしょうか。

(上野) スポーツライター、スポーツジャーナリスト、もう1つは、AGI Sports Managemet (株)という会社を弁護士と二人で経営しています。現在はこの二つを軸に活動しています。

 

――その会社ではどのような業務を行なっているのでしょうか。

(上野) 選手のマネジメントにスポンサー探し、チームやリーグの細々したリクエストに答える、マネジメント系とマーケティング系です。あとはイギリスにいた期間が長かったので、やはりプレミアリーグ関連から依頼される仕事が多いです。

 

――イギリスにはいつ頃に、どのくらいの期間行かれていたのですか。

(上野) プレミアリーグに変わるとき(1992年2月プレミアリーグ発足)に、ちょうどロンドンに10か月間ほどいました。その時に、あるサッカー媒体から記事を書いてくれと言われ、執筆していましたね。

 

――では、本題の『アオアシ』について伺いたいのですが、「ユースを題材にしているのが面白い」という読者の声を多く耳にしますが、このアオアシという作品について説明をお願いします。

(上野) 2013年の終わりごろか2014年の最初に、突然、週刊スピリッツの当時の副編集長さんから、僕が原作を書いた神奈川県大和市出身の女子サッカー選手川澄奈穂美選手を描いた『なでしこのキセキ 川澄奈穂美物語(小学館)』を大変面白いと褒めてくださり、今度は「Jユースを題材にしたものを書けないか?」と声をかけられたのが始まりです。

どうしてですかと聞くと、今までのサッカー漫画の題材は高校サッカーばかりで、Jユースはたまに出てくるけど、ワンエピソードか、あるいはヒールか悪役のどちらかだよね。ここに焦点を当ててみたら面白いんじゃない?ということをおっしゃっていました。

その頃、僕は大宮アルディージャの番記者でした。大宮は中村 順さんという育成部長を中心に育成やアカデミーが非常にしっかりしていて、よくユースの練習を見学させていただいていました。そしてもう一つ、柏のユースに吉田達磨さんという非常に優秀な指導者がおられたので、個人的な関心で見に行ったりしていました。その2つのチームで見聞きしたデータが蓄積されていたので、じゃあやってみようか!と思いました。そこでお話が進んでいた小林有吾先生をご紹介していただきました。

 

――なるほど。そういう経緯があったのですね。アオアシの主人公”青井葦人”のモデルとなった選手はいたのでしょうか。

(上野) モデルとなった人物については創作秘話もあり、お話することが難しいのですが・・ただ、こうは言えます。サイドバックは現代サッカーにおいて重要なポジションであること。

近年、ワールドカップで優勝したチームやチャンピオンリーグで優勝するチームなど、だいたい良いチームには良いサイドバックがいます。2002のブラジル代表のカフー、ドイツ代表のラームもそうですし、ここを描きたかった。

日本は指導者が軽く扱われがち

――日本サッカーが強くなるために必要なことは何だと考えますか?

(上野)日本は指導者が軽く扱われがちだと思います。環境も待遇もよくない。カギは指導者育成だと考えています。なので、僕が唯一出した注文は、「指導者をしっかりと描いてください。」ということでした。

今の日本代表の現状でよく言われているのは、何割が高校部活出身、何割がユース出身という話です。だんだんユースが増えていますけど、僕自身は、そのデータはそんなに参考にならないと思っています。そこよりも、高校部活、ユース、お互いが盗みあった方が良いと思っていています。むしろその指標よりもユースの指導環境をよくすることに力を入れたほうが良いのかなと考えています。

例えば、現在J2中盤にいる栃木SCはユースから3選手をトップチームに昇格させました。浜島 淳郎監督という先ほどお話しした吉田 達磨さんの教え子にあたる方なのですが、J2では非常に珍しい土のグラウンドで練習しているのです。この環境から3人も昇格させることができたのは指導者の腕に他なりません。このチームの指導法が面白くて、よくアオアシの取材にも行かせてもらっていますが、やはりユース世代の育成が大事だと痛感しますね。

 

――高校サッカーは、世界的に見て日本独自のものなのでしょうか。

(上野) 世界的に見ても数少ないですね。

 

――海外ではユースが礎という常識ですが、日本もこれからこうなっていくのでしょうか?

(上野) そうですね。そうなっていって欲しいですね。僕はレアルマドリードの練習場を見たことがあります。その時、何に驚いたのかというと、ユースの全国誌があるのですよ。それを見たときに、育成の大切さ、文化の違いにびっくりしましたね。その環境でスペインはワールドカップ優勝しているし、結果残していますよね。あのシステムを日本に持って帰るのは難しいですけど、やはりスペインは育成や指導者養成で大変参考になる国ですね。レアル・マドリードの練習場では学ぶところが非常に多いです。

先ほども申し上げたように高校サッカーとユースは、お互いよいところを学び合っていきたいですよね。例えば、ユース側が練習場所を探していたならば、高校が場所を貸してあげる代わりに、ユースの指導者を送ってもらったりするなど。そうやって、互いが融合しあって行くのが、これからの育成のヒントになるのではないかと思いますね。対立軸ではありますが切磋琢磨しあう仲になれば、理想だと思っています。

世界におけるユース世代の現在地

――日本サッカーの現在地は世界的に見てどのあたりだとお考えですか。

(上野) サッカー文化的に言うと、日本は全然定着してないように思います。やはり日本は野球が強いのかなと思いますね。ラ・リーガの日本事務所の方と話す機会があって、その方が仰っていたのは、日本の欠点はグラスルーツの面が弱いことだと言っていました。※グラスルーツ=草の根

 

――グラスルーツですか?

(上野) はい。例を挙げると、どこかの公園で親子がサッカーしたり、人を集めてリフティング、パスをしたりだとか、何でもいいんですよ。グラスルーツ、草の根が少ない。そこが最大のポイントであり課題かなって思います。

 

――最近は、アンダー世代の活躍が目覚ましいですが、そのあたりも少しずつ変わってきているのですか?

(上野) 僕が今、注目しているのは、DMMさんが海外チームの所有権を持って、自国の選手を送り込む強化や育成方法です。あれは極めて正しいと思います。中国や韓国でも既にやっていることです。日本の場合は、指導者を海外に送り込み、それをフィードバックすることが大事だと思います。今年、ロシアワールドカップで盛り上がったじゃないですか。近年、下の世代に対する力の入れ方の質が変わってきたなと思います。世界のリアルを見てきて、それをしっかりと落とし込んでいるなと感じます。スペインで活躍する坪井健太郎さんをはじめ、若い指導者も育ってきているので、これから楽しみだなと思いますね。

 

――これから僕たちは、ユースのどういうところを見ていけば良いですか?

(上野) あんまり難しく考えず、漫画にも描かれているように、この選手気に入った!と思ったら追いかけてみる、それで良いと思うんですよ。カープ女子ならぬ、ユース女子というのがいまして。

 

――ユース女子というのがあるのですか?

(上野) ユースだけではないですけど、マリノスさん、FC東京さんにはいたんですよ。例えば、「ユース時代、武藤(嘉紀)がサイドバックの頃から目をつけてました」という人も結構いるし、「斎藤学選手のユース時代のゴールを今でも覚えています」という方がいたりしますね。そういう、未来の日本代表を探すという面白さはユースならではじゃないですか。それを皆さんに知ってほしいですね。

 

――ユースの選手が、プロ選手になれる割合はどれくらいなのでしょうか。

(上野) 1学年15人くらいの選手がいて、トップチームに上がれるのは平均的に考えて1人か、2人です。それでだめだった場合は、大学を経由してプロを目指すという選手もたくさんいます。もちろんそうやって、今活躍している選手もいますしね。そのくらいユースからトップチームに上がることは、狭き門ですね。

 

――落ちてしまった選手が、また這い上がってくるというのが面白いですよね。

(上野) そうですね。中村俊輔選手や、本田圭佑選手はユースに上がれなくて、高校経由で大活躍しています。このように10代で挫折を経験して精神力が磨かれるパターンもありますから、ルートは本当に人それぞれですよね。

 

――高校サッカー経験者が、日本代表の精神的支柱になるという説は、一昔前にありましたよね。実際のところどうですか。

(上野) 今も「ユース出身は打たれ弱いよね」などと言われていますね。高校サッカー出身の選手に話を聞いたときも、「負けても笑っているようなユースには、絶対負けたくなかった!」と言っていましたね。それくらい、高体連とユースは水と油ですよね。今も、ちょっと打たれ弱いのかなという傾向は感じますね。そうはいっても、コンサドーレ札幌ユース出身の西大伍選手のように、ユース出身の選手でACLのような大舞台で結果を出せる選手もいます。だから一概には言えませんね。

日本代表となでしこジャパン

――上野さんは、女子サッカーにもお詳しいですが、近頃の女子サッカーについてどのような感触をお持ちですか。

(上野) 今年は、なでしこリーグが30周年ですね。それもあって、いろんな秘策が考えられていますけど、どうなるのかなと見守っています。今後女子サッカーがどうなっていくのかですが、なでしこジャパンで言うと、高倉さん(日本女子代表監督)が楽しみですね。彼女の面白いところはメディアに叩かれても、最後はしっかり結果を出してくるところです。ここはかなり深い取材を継続して行なっているところです。元日本代表監督の岡田武史さんとも違う感じの勝負師かと思いますね。来年のワールドカップと、2020年オリンピックはかなり期待しています。

リーグに関して言うと、ちょっと曲がり角だなと思っています。例えば、選手の待遇どうするのかとか。僕はJリーグと比較してはいけないと思っていて、女子には女子のフォーマットを考えるべきだと思っています。Jリーグの成功例を無理やり女子にも当てはめようとして失敗してきています。その失敗を分かっている人たちが、現在理事に入られていて、今後面白くなりそうだなと思っています。なので、リーグも育成面も変わってくるかなという気はしますね。

 

――日本の女子サッカーこそ、育成がうまくいっていますよね。

(上野) はい。もうおっしゃる通りですよ。それにもいろんな考え方があります。中1までは男子と一緒に練習させた方が良いという意見があり、それだと自信を無くして辞めちゃう子もいるという意見もあり、小学校までは男子と一緒にやるという意見があり。とにかくボールを蹴る機会を増やすということが大事だと思います。いずれにしても僕は、中学時代の育成は男女ともにカギだと思っています。

そこで問題になるのがやはり指導者です。元代表監督の佐々木則夫さんのすごいところは、男子の育成を女子にあてはめなかったところですよね。接し方であり、コミュニケーションも含めて。やはり女子には女子のメソッドを構築していかないといけないですよね。

アオアシに出てくる練習というのは、すべて元ネタがあります。オシムがやった、柏や大宮がやった、常盤木学園がやっているトレーニングを元ネタにしています。なので、なでしこの育成は大変参考になっています。

 

――元代表選手などの、有名な人が指導者や監督をやらなくては良いのではないか、という声もありますがどう思いますか?

(上野) 世界では珍しいことではないですよね。元ACミラン監督のアリゴ・サッキやモウリーニョ(現:マンチェスターU監督)など、世界ではプロ選手の経験が少ない優秀な監督がたくさんいます。だから元選手だけで固めなくても良いなというのは感じますね。現在では早くから選手の道をあきらめて指導者としての勉強をヨーロッパでしている方も多くいます。ヨーロッパなどでは20代の若いコーチなんてたくさんいますから。

 

――森保一さんが日本代表監督に就任についてどう思われますか。

(上野) 僕は良いと思いますよ。過去のワールドカップをみると、日本開催の時以外でベスト16に進出した時の監督は、いずれも日本人なんですよ。何でそこに注目してくれないのかなとは思いますよね。僕は日本人監督賛成派ですね。だから僕は、森保監督なら2020年東京オリンピックもやってくれるんじゃないかなと期待しています。代表監督は日本人でとは、コミュニケーションや知見の蓄積含めてかなり以前から主張していたので、今回の選択はよいのではないでしょうか。

日本サッカー躍進のヒント

――最後になりますが、上野さんがこれまで取材などで積み上げてきた情報から、今後の日本サッカー界の未来予想をお聞きしたいです。

(上野) 僕には3つの夢があります。1つ目は、なでしこがオリンピックで金メダルを獲得すること。2つ目は男子がワールドカップで優勝すること。3つ目が、FIFAチャンピオンズリーグの優勝監督が日本人。僕はこの3つを実現してほしいと願っています。レアルマドリードを率いている日本人監督。バルセロナを率いている日本人監督。ユベントスを率いている日本人監督。この夢を実現させるには、6・3・3制の教育制度を変える必要性もあるのではと思っています。

日本人は海外の人と比べて、考える習慣があまりないように思います。例えば、小学校で義務教育を終わりにすると、進路について考えるじゃないですか。「俺、小学校卒業したら職人になりたい!」「私は美容師になりたい!」など、このような夢を語る人が出て来るかもしれません。そうすると子供は、親や友達と議論したりして考えるじゃないですか。10歳、11歳の年齢で、考えるということは非常に大切なことです。ヨーロッパではこれが当たり前で日本にはない。それなのに親やコーチは「考えてサッカーをしましょう。」と言うのですけど、それは一部の子を除いて難しいですよね。

亡くなられた2002日韓ワールドカップ招致に尽力された元電通の広瀬一郎さんが面白いお話をされていました。「考える子供を育てましょう」という講演会での出来事です。その講演が始まる前に広瀬さんが「僕から学びたいことを3つ教えてください。5分後にランダムに当てさせてもらいます。」と言いました。そうすると会場は「そんなこと考えて講演会には来ていない」と言ってざわざわとしました。そうすると広瀬さんが「でしょ?何も考えないで来てるでしょう?その状態で、子供に考えさせるのは無理ですよ。」と言ったのが、的を射ているなと思いましたね。

じゃあどうするのが良いのがと広瀬さんに聞いたら、「質問力を子供に身に着けさせろ。どんなセミナー、講演、授業に行っても1日1回は質問するような子供に育てろ」と言っていました。そういうピッチ以外のところを変えないと、ここから上に行くのは難しいと思います。なでしこが成功したのは、自分たちで考えるしかなかったからです。

川澄 奈穂美選手は小学校時代、監督不在時は自分たちでフォーメーションを考えて、選手交代をしていました。その後、ワールドカップで優勝を決めたアメリカとの決勝戦、延長戦のギリギリのところで彼女は監督に「丸山 桂里奈選手とポジションを変えてください」と佐々木監督に直談判したことが、間接的にあの澤選手の同点ゴールに結びつきました。のちに美談として取り上げられたのですが、本人にとっては普通のことだったのです。これは1つの日本代表が躍進するヒントになるエピソードなのかなと思いますね。

 

――まさしく小中学生年代が大切なのですね。今後の物語の展開についてですが・・・

(上野) それはもちろんノーコメントですね(笑) なのでみなさん、小林先生の頭に広がっているストーリーを楽しみにしていてください。ユースの第一の目標は、代表に選出されるよりも、プロ選手になることです。葦人君はまだまだ粗削りですが、僕もこれからが楽しみですよ。これからも、青井葦人君の活躍に期待していて下さい!

――本日はお忙しい中ありがとうございました。

インタビューはダイジェスト動画でも閲覧できます。

上野 直彦(うえの なおひこ)
兵庫県生まれ
AGI Sports Managemet (株) 代表取締役/早稲田大学院/早稲田大スポーツビジネス研究所・招聘研究員ALiSアンバサダー
  ロンドン在住の時にサッカーのプレミアリーグ化に直面しスポーツビジネスの記事を書く。女子サッカー、育成年代、Jクラブの下部組織の取材を行っている。『Number』『AERA』『ZONE』『VOICE』などで執筆。テレビ・ラジオ番組にも出演。 『スポーツビジネスの未来2018ー2027』(日経BP) 『なでしこの誓い』(学研) 『なでしこのキセキ 川澄奈穂美物語』(小学館)など。週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)で好評連載中『アオアシ』では原案・取材担当、漫画大賞2017では4位を獲得した。一昨年から“スポーツ × ブロックチェーン”に取り組んでおり、ALIS、PoliPoli、Engateでアンバサダーに就任して活動。 また、母校である早稲田大学のスポーツビネス研究所の招聘研究員も務めている。現在はこの二つの軸に活動している。Twitterアカウントは@Nao_Ueno

 

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