効果を高めるチラシの作り方
次にチラシの作り方をお伝えします。
チラシの作り方は、手書きでも、PC作成でもやり方は同じです。
イメージは“お手紙”です。
“ひとりの人物”を想定して、
・その人はどんな問題を抱えているのか。
・どうすればその問題を解決できるのか。
メッセージを届けます。
例: 43歳女性 会社勤めの〇〇さん
〇〇さんは白髪に悩んでいる。
染めてから2週間も経たないうちに気になる。
だけど、しょっちゅう染めると、
・コストがかかる
・髪の毛が痛む
※既存のお客さまをイメージすると分かりやすいと思います。
ボクが作成したチラシはコチラです。
次に、メッセージをきちんと伝えるために、シナリオを考えます。
- キャッチコピー
- 問題解決
- エスコート
キャッチコピー
あなたにも経験があると思いますが、大抵のチラシは読まれることなく、ゴミ箱へ直行します。
捨てられずに、読んでいただくには、手に取った人の目を奪うような「キャッチコピー」にしなければいけません。
〈キャッチコピーのヒント〉
・その人が普段から口にしていること
・注意喚起「染めるな危険!?」
・知らないことを教えてあげる「知ってましたか?」
それって「私のこと?」と思われなければ、その先のメッセージは読んでもらえません。
キャッチコピーの完成度はチラシの効果に直結します。
問題解決
どうすればその問題は解決できるのか。
商品やサービスを、読み手がイメージしやすく解説します。
エスコート
最後に、その人が「どう行動したらいいのか?」をきちんと伝え、丁寧に導いてあげます。
当たり前に聞こえるかもしれませんが、案外、この部分を雑に考えているチラシやWEBサイトを多く見かけます。
せっかく読んでもらえても、来店に至らなければ、本末転倒です。
電話番号を載せるだけではなく、「チラシを見た」と言っていただけるとスムーズです」と、一言添えるとか、
住所は明記するだけではなく、迷わずに辿り着ける地図を載せる。
QRコードを貼るだけではなく、ホームページから予約までの流れを説明する。
など、丁寧にエスコートして差し上げるのです。
チラシ作りで一番苦労するのは、ライティングだと思います。
チラシの作り方とライティングについては、この2冊を抑えておくと良いでしょう。
『沈黙のWebライティング』はマンガ形式になっていて、とても読みやすいです。本書では、Webライティングを学ぶことができますが、このライティングスキルはどの販促でも有効です。
ボクの師匠、藤村正宏先生の著書です。すべての著書を読破中のボクですが、この場では、この一冊を推したい。なぜなら、以前にボクが行ったチラシ事例が載っているからです。
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