コンサル

2019.11.16

なぜ美容師の年収は低いのか?年収アップの方法と新たな働き方を提案

なぜ美容師の年収は低いのか

そもそもなぜ美容師が稼げないのか。
その理由は生産性が低いからです。

ご存知のとおり美容師の仕事はほぼ全ての施術を手作業で行います。したがって、生産性が低ければ高い報酬を得ることはできません。

生産性を高める方法は2つしかありません。

  • 客数を伸ばす
  • 単価を上げる

ひとつずつ説明しますね。

客数を伸ばす

ここでいう客数とは、集客とは関係ありません。

論点は技術スピードです。

ボクが知る限り、高収入の美容師は仕事が速い。カットに要する時間は平均20分程度、パーマとカラーリング(いずれもカットを含む)においては最低でも90分ほどで仕上げます。

「私はこだわってますから」と反論の声も聞こえてきそうですが、施術時間と品質は決して比例しません。むしろ滞在時間とお客さまの満足度は反比例するといってもいい。

厳しいようですが、施術時間の遅延は技術力不足の証と言わざるを得ません。

問題は1日に何人のお客さまを担当できるのかという器量です。

器を拡げることを意識するだけであなたの年収は着実に増えるはずです。

単価を上げる

美容室におけるお客さま1人あたりの客単価は全国平均約6.000円です。

この平均単価はひとつの指標になります。

もしあなたが全国平均を下回っていたとしたら、とるべき行動は2つあります。

  1. 値上げする
  2. 提案力を高める

1. 値上げする

残念ながら、価格については店側の判断に委ねる他ありません。

もしあなたが勤めている美容室の単価が全国平均を下回っている場合は、速やかに他店への転職をオススメします。

もしあなたに価格を操作する権限があるのなら、値上げや新メニューの開発、あるいは指名料金を設定するなどして、早急に単価アップに踏み切る必要があります。

値上げに必要なのは、勇気とお客さまとの信頼関係です。日ごろの仕事ぶりが試されます。

 2. 提案力を高める

いち美容師が自分の能力で単価アップを図る場合、提案力が不可欠です。

提案力はデザイン力に置き換えられます。お客さまの期待値を超えるデザインの提供に努めることは単価アップに直結します。

お客さまを喜ばせるチカラを思う存分に発揮しましょう。

【美容師の売上アップについては、コチラで書いています。】

美容師の売上アップの秘訣は『営業力』残念ながら『技術力』ではない。

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