コンサル

2019.11.16

なぜ美容師の年収は低いのか?年収アップの方法と新たな働き方を提案

新たな働き方の提案

とはいえ、独立までの道のりは決して平坦ではありません。

開業資金や運転資金など、多額のお金を用意しなければいけないし、あなたについて行きたいと思ってもらえる、多くのお客さまからの信頼がなければ、難しいのが現実です。

それに、いざ独立を果たしたとしても、死ぬまで現場に立ちつづけること、加齢に伴い稼働力を維持することは相当厳しいと予想できます。

なのでこの先は、独立にこだわらずに、純粋に美容師の仕事を楽しみながら生活をしていきたい。

そう願う方に、新たな働き方を3つ提案します。

  • 美容師のほかに副業にする
  • 美容師を副業にする
  • 新たなスキルを身につけて、複業にチャレンジする

副業をする

美容師の仕事から得られる収入は、労働の対価です。

得られる報酬は自分の能力次第という反面、いつまでも健康的かつ精力的な姿勢を保たなければ安定するどころか、活動すらままなりません。

サロンでの労働の他に、副収入を得ることでその不安を軽減することができます。

  • 講師など教える仕事をする
  • 商品の開発、販売を行う

講師など教える仕事をする

これまで培ってきた技術や知識を教えるなど、講師としての活動を目指します。

講師業が素晴らしい点は、

  • 業界の発展に貢献できる
  • 活動地域を広げることができる
  • 定休日に活動できる

オンラインサロンやYouTubeなど、オンラインでも活動できます。

商品の開発、販売を行う

美容師として働くと同時に、その傍らオンラインで商品を販売する。

労働に労働を掛け合わせた副業ではなく、不労所得を目指すのです。

プロとしての知識を生かすのも良し、趣味など、仕事以外の好きなことの仕事化も有りです。

ブログやYouTubeで情報発信し、SNSでコミュニティを築き、BASEなど無料のオンラインショップを活用します。

【美容師の副業についての参考記事です】

副業サラリーマンに学べ!美容師がやるべき副業とダブルワーク

美容師を副業にする

本業を他に構えて、副業として美容師をする。

ある意味、これほど美容師を楽しめる働き方はありません。

  • 派遣会社に登録する
  • フリーランスとして活動する

現在は、副業としても十分に活躍することができます。

お客さまをキレイにしてあげたい、心から美容のお仕事を楽しみたい。

収入に囚われない働き方は、理想的であり、とても魅力的にも映ります。

案外、副業にした方が稼げるでは?

【フリーランス美容師の働き方は下記を参考にしてください】

フリーランス美容師の働き方と年収が「羨ましすぎる!」

新たなスキルを身につけて、複業にチャレンジする

正直なところ、美容師として年収を増やすには限界があります。

なぜなら、前述したとおり、美容師の業務は基本的に手作業でおこわれ、報酬の大部分は労働による対価だからです。

どんなに頑張っても、年収500万円ほどが限界でしょう。(もちろん、それ以上に稼いでいる人もいます。)

どうせなら年収1000万円を目指したい!

そう願うあなたには、”複業”を強くお勧めしたい。

  1. 好きなことを仕事化する
  2. 得意なことを活かす
  3. 新たなスキルを身につける

そんな時間の余裕がないという声も聞こえてきそうですが、年収アップはチャレンジなしでは成し得ません。

まずは複業の世界にどんな可能性があるのか、副業・転職サイト登録して、探ってみるのもありだと思います。

「複業」という考え方は下記の本から学びました。もはや説明不要ですよね?キングコング西野さんの著書の改訂版です。まだ読んでない人はチェックした方がいいかもです。

まとめ

美容師が年収を増やすためには、自らの能力を高めることが先決、そして独立を目指すことがひとつの正解です。

しかし、独立は不安定です。

もし安定的な働き方を望むのなら、他業種への転職がオススメです。

それでも美容師を生涯の仕事にしたいのなら、副業、あるいは複業も選択肢のひとつです。

収入元を増やし、収入のバランスを見直してみる。

  • 美容師(80%) 副業(20%)
  • 美容師(30%)他の仕事(70%)
  • 美容師(50%)他の仕事(50%)

この機会に一度、考えてみてはいかがでしょうか?

世知がない世の中だと嘆いていても、前には進みません。
激変の世の中で快適に過ごすためには、柔軟な姿勢を保つべきです。

最後にあなたに質問があります。

「もしあなたが美容師の他に副業を始めたとします。その副業が美容師の給料の5倍稼げたとします。それでもあなたは美容師をつづけたいと思いますか?」

ボクなら迷わずイエス!と答えます。

なぜなら美容師という職業は他業では味わうことができないステキな仕事だと思うからです。

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