2. 新戦力が躍動
注目の新戦力は7人がスタメン、3人がベンチ入り。うち8人が新天地デビューを果たしました。
この8人の活躍を振り返ります。
舘 幸希(たち こうき)
左ボランチを担当。80分までプレー。
昨季途中から練習参加しているだけあって、遜色なくチームにフィット。34分にみせた知念への激しいタックルは、ファウルこそ取られてしまいましたが、この日の活躍を象徴するプレーでした。守備能力の高さを存分に発揮したのではないでしょうか。
大岩 一貴(おおいわ かずき)
右CBでフル出場。
抜群の安定感。87分にみせたシュートブロックは見事の一言に尽きる。これまで自陣ゴール前で左右に揺さぶられ失点してしまうケースが多かったが、中への絞り方、縦へのブロックが秀逸。77分には広教のクロスに飛び込むなど積極的な攻撃参加も見せ、実力を証明した。
福田 晃斗(ふくた あきと)
ボランチ中央でフル出場
この日はキャプテンマークを巻いての出場。新天地デビューにして、もはやチームの中核を担う存在感。
アンカー気味にポジションを取り、攻守のバランスを保つ。ボールの配給役に徹しゲームをコントロールした。
これまでにない、チームに落ち着きをもたらす選手でしたね。
石原 広教(いしはら ひろかず)
右サイドハーフでフル出場
守備に追われる時間帯が多かったが、サイドを駆け上がるシーンも幾度か見られた。
一年ぶり復帰で、成長の片鱗をみせた。
堂々たるプレーぶりに頼もしさを感じたサポーターも多いのではないでしょうか。
※ルヴァンカップGSのレギュレーションには、21歳以下の選手の先発出場が義務付けられてますが、この日は、広教の出場がこれに該当する。
馬渡 和彰(まわたり かずあき)
左サイドハーフでフル出場
[3-5-2]の成功は「このポジション次第」と語っていた馬渡は、言葉どおりの存在感を見せつけた。
24分の連携は見事だった。ボール奪取と同時に左サイドでボールを呼び込み、駆け上がる大野と入れ替わり、大野がクロス。得点には至らなかったが、試合を通じて左サイドを活性化させた。
左サイドでのプレーだけに、カットインからのシュートシーンをもっと見たかった。
タリク
CFで70分までプレー
ボールに絡むシーンが少なく、存在感を見せつけることは出来なかった。
しかし、献身的なプレーぶりが印象的。
いち早く得点シーンが見たい選手ですよね。
岩崎 悠人(いわさき ゆうと)
2トップの一角として60分間出場
活発な動き出しでボールを呼び込んだが、出し手との連携が合わないシーンが目立った。
前線から積極的にプレスに奔走も空転。「まだまだ突き詰めないと」と反省を口にした。
石原 直樹(いしはら なおき)
岩崎に代わり60分からピッチに立つ。
動き出しの質はさすがの一言。巧みなポジショニングでボールを引き出し攻撃にリズムを生み出した。
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